F-1VISA再取得への道

なぜ再取得なのか・・・それはこういう経緯があったのだった。

＝経緯＝
2001年、私はサンフランシスコへの語学留学を決意した。
2000年に2ヶ月だけ語学留学したハワイも捨てがたかった。が、しかし、アメリカ本土で英語を学ぶということに挑戦してみたかったのだ。これが最後になるかもしれないとも思っていた。

2001年4月：学校を決める。
2001年5月：8月入校ということで出願。
　　　　　その後、VISA申請の為にエッセイを書くために時間を費やす。
　　　　　エッセイの為に大いに協力してくれたR氏。本当に心から感謝！
2001年6月：アメリカ大使館での面接予約を取り、直接出向く。
　　　　　見事あっさり5年取得。
あまりのあっさりさにあっけに取られてしまった。
2001年7月中旬：出発2週間前、階段から落ち怪我。
　　　　　　　その後財布をすられ大変なことになる。
　　　　　　　　ひざも曲がらないような状態なのに、延期を決められずにいた。
2001年7月30日：出発1日前にキャンセル。学校は延期とさせてもらった。
2001年8月10日：次の出発を9月30日に決める。
2001年9月11日：米同時多発テロ事件の発生。自宅でCNNを見ていて知る。

ここから行くか行かないかの苦悩の日々が始まる。
友人や前の会社の上司、もちろん家族、沢山のひとから「止めた方がいい」と言われる。自分に直接ふりかかった問題では無いだけに、どう判断していいのか自分でもわからなかった。
結局、出発直前9月2x日、語学留学を無期延期とし学校へ出発中止の連絡を入れる。と同時にフライト予約もキャンセルする。
学校のキャンセルはホームスティ分だけキャンセル料がかかったが、フライトキャンセルはテロを理由に無料でキャンセルになった。

2001年10月7日：米国アフガン攻撃開始。

攻撃が始まって改めて、「いかなくてよかったんだ。」と思えることができた。
と同時に、「当分、どこにもいかれないなぁ」とも思った。

そして当分の間、地元で派遣OLとして働くことを決意。2002年には絶対に語学留学にチャレンジしたい！という希望を胸に働き始めた。

2002年1月：再度語学留学を決意。行き先をハワイへ決める。
2002年3月：昨年、行くつもりで取ったビザを使わなかった為、自分のVISAは有効なのかどうかを大使館へFAXで質問した。答えは、「使用する前に学校を変えた場合は再度申請してください。そのときにはなぜ延期したのか、なぜ学校を変えるのかについて英文でレターをつけてください。」ということだった。
これで学生ビザの再申請が決定。再申請ということで取れないかもしれないという不安で一杯だった。
2002年5月：NICEプログラムからI-20が届く。必要書類を揃え、郵便局からアメリカ大使館へ書類を送付。約10日後、無事に5年有効の学生ビザのシールがついたパスポートが戻ってきた。

・・・とこれが私のF-1ビザ再取得の道です。
提出するまえの不安とはうらはらに、あっさりと取得できてしまった。
30代の未婚女性の学生ビザは取りづらいというコメントをインターネット上で見るが、きちんと書類が整っていること、エッセイできちんとなぜアメリカで勉強したいのか、日本に帰ったら何をするのか等、書けていれば取得は難しいことではないということがわかった。